Source: 5:1, issue9, 1971
Lowell Cross, Musica Instrumentalisが ある。ダイアグラムも。電気を経由すると、光も音も同時に扱える。小杉武久の鉱石ラジオ経験を経由して、Pauline OliverosのSferics経験につながって、そんで、panaurality (the vision of ubiqutous sound)につながるから、実験音楽の特色の一つとして、「electronic mysticism」をあげて良いはず。これは、ある程度材料がそろっているので、上手くいけば博論に使える。
Manfred L. Eatonという人のBio Musicのスコアもあるので、ミクロコスモスへの関心というものも絡めることが出来る。なぜか、pp.32-33が白紙なのだけど。
脳波を医学的に活用し始めた時期、ヒッピー・ムーヴメントにおけるドラッグの使用、SFにおけるニュー・ウェーヴ、とかが何となく手元に集まってきたト ピックだけど、これ、探せばもっと色々あるんだろうなあ。人工言語とか人工知能の話とか、ロボットとか。いっぱい思いつきそう。ちょっと考えてみよう。
前史として、19世紀の観相学とか(「客観的 / 科学的」に外に現れてきたものから、見えない内側のものを探る)があるはずなので、「写真」と「録音」を相同的に語りつつその差異についても言及すべき。 「記録すること」が「芸術」とみなされるのは「写真」のほうが早かったのは偶然ではない(なぜ偶然ではないのか、という理由は、すぐには思いつかな い。)、とか。
広がりすぎるので、どこで話を止めればいいんだろう?
issue8でI Chingを使っていたEd Kobrinという人のRip Offと いう作品が掲載されている。ここでの「Rip Off」がどういう意味なのかは分からない。「《俗》 〈物・金を〉盗む, 巻き上げる, 〈人・店など〉から盗む〈for fifty dollars〉; 《俗》 〈人〉からだまし取る, ぼる, だます, 食い物にする; 《俗》 盗用[剽窃]する; 《俗》 〈点を〉もぎ取る; _《俗》 襲う, レイプする; _《俗》 殺す, 暗殺する.」らしい。何か、台座みたいなのを作って、そこにパフォーマーが足を突っ込んだら、台座みたいなのに入っているボールが転がって音を立てる、と いう作品みたいだけど、ちょっと分からない。
Circuit Bookとして、電子回路図の特集がある。視覚的にも面白いのだけど、どれ一つとして理解できない。ring modulatorとかが一般(=お金のない作曲家たち)にも手が届くようになった証拠として使うことはできるけど。
→Don Buchlaの手紙が掲載されている。
issue7/8のeditorial guestはJohn Cageだったらしい。issue10のeditorial guestはAlvin Lucierらしい。この時にはもうWesleyan Univ.にいるらしい。issue10が、アメリカにCardewが本格的に紹介された最初らしい。
Saturday, October 22, 2005
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