Monday, May 29, 2006

Three Tales (Hindenburg + Bikini + Dolly)

Steve Reich, Beryl Korot: Three Tales (Hindenburg + Bikini + Dolly) [includes DVD]

眠かったので(「眠い」って素晴らしいなあ)、慣れてるものにしよう、と思って、やあっと付属DVDを見た。日本語字幕付いててラクチンだった。でも、字幕なんかほとんどいらない。

なぜ、二十世紀のテクノロジーの代表が、飛行船ヒンデンブルグ号の墜落と、ビキニの原爆実験と、クローン羊のドリーなんだろう?宇宙とかコンピュータとかは、空だからヒンデンブルグで、情報編集工学という共通点からDNA操作=コンピュータ、とか、そういうことなのか?でも、今は特に、僕は個人的に、phonograph effectsがものすごく大きいのだけど。「電気の力」とかも。

ライヒっぽいなあ…。って感想で済ましてしまいそう。
Caveのころより使えるテクノロジーが進歩したので、画面を一つに収めることが出来るようになったらしく、人の話し言葉を、かなりスムーズに音楽に組み込むことが出来るようになったらしい。だからなのかどうかは知らないけど、このボーっとした頭で聞く限り、器楽部分が、それなりに陳腐であまり変化もなく散漫に聞こえる。

とか思いつつも、Hindenburg + Bikini + Dolly、という選択の時点で、よく分からなくなってるのだけど。
ま、寝る前に聞くには良いかもね。世界を憂うには無難なスタンス。この人、もう70か。

No comments: