Thursday, March 30, 2006

United

たぶんひろぴいが言うとおり「勝ち目の薄い戦い」みたいなので、撤退する。「約款」の法的根拠が云々かんぬん、ということをする能力と時間はないし。英語の返事は来ない。さすがUSA。
結論として「Unitedは客をなめている」ということを学んだのだけど、間違えているだろうか?これ、大きな会社は一人一人の客をなめている、と一般化されるような話なんだろうか?それとも、Unitedだから客をなめている、という話なんだろか?
どっちにしろ、Unitedを避けるって、ほんとに難しい気がする。

僕は、変則的な保険の購入の仕方しかできなかったので、航空機遅延関連の保険は購入できなかった。航空機遅延関連の保険は、何かとのセットで付帯するものでしかなくて、単独では購入できない、って言われた。こんなところに脳血管が切れたことが影響してくるとは。なんでそんな保険なんかあるんだろう、と思ったけど、需要があるんだなあ、と身にしみて思いました。

とか、そういうことを、人の冥福を祈りながらも考えるのであった。3月29日午後0時20分とは、西海岸では二時間後だけど。自宅で死ねるというのは良い話だ。
渡米時に賭けた幾つかの事柄には、もう既に負けている。一時帰国なんかするな、ということを言外に匂わされた。
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だいたい了解しました。

約款とやらは、目にする機会があろうとなかろうと効力を発するんだろうと思います。なので、そもそも、僕は「法的には目的地まで移動することしか保障されていないチケット」を購入したのであって、Unitedが何かをする必要はない、ということなんですね。

以上で、僕の苦情処理は終了です。
色々勉強させていただきました。
ありがとうございます。
航空会社によっては対応してくれるところもあるので、大きな会社なので難しいとは思いますが、今後はできるだけUnitedは避けるようにします。
お仕事がんばってください。
それでは。


追伸:
客として思ったところを一つ。
カスタマー・サポートなのに、客に対する言葉遣いが粗雑過ぎると思います。


まず第一に、僕は国際航空券を買ったわけではありません。それくらい把握しておいてください。

あともう一つ。「xxx」さんではなく「xxx」さんという方からのメールで「対応が困難な理由は、サービスはお支払いいただいた金額に対し行われるものであり、片道2636マイル、約US130ドルの対価となります。」という文章を頂きましたが、この日本語は、日本語として、けっこう間違えていると思います。外国語としての英語に直訳できないと思います。

「~から」という「理由」を明示する言葉や、ここで言及される「サービスの対価」が僕が支払った金額にだけ限定される理由が明示されていない、など、議論の手続きを幾つか飛ばしているからだと思います。片道何マイルか、という言葉は、話の進行には不要だし、ここでは「何らかのレベルでの正確さ」を演出する以外の機能は持ってないと思います。

表面的に解釈すれば、これは、そちらの主張が暗黙のうちに(議論の手続きを省略しても)こちらにも納得されることを前提とする「(意識的な / 無意識的な)誤謬」だと思うので、(論理的な正しさとは無縁なところで)そちらを正当なものとして提示するための「政治的な」言葉なので、つまりは、(論理的な正しさとは無縁なところで)こちら(=客)を暗黙のうちに黙らせるための言葉なんだと思います。
こっちは忙しいんだから、いちいち詳しく説明する時間なんかないんだから、ごちゃごちゃ言わずに黙ってろ、とか。


テンプレートをコピペした文章じゃないのかもしれませんが、定型文を多用し過ぎているのではないでしょうか。
手抜き加減が分かり易過ぎます。
丁寧な言葉遣いを、言葉の粗雑さが裏切っているので、全体的なメッセージとして、Unitedは客をなめている、というメッセージが発せられ続けていると思います。

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