まだアマゾンとかじゃ取り扱ってないらしい。Fischinger Archive:ここ経由で買った。
visualmusic:こういうサイトがあるらしい。Miller Pucketteがからんでいるので、PDとかGEMへのリンクがあって、(Miller Pucketteはその開発者の一人だったはずなので)MAX / MSP以降の流れの中で「visual music」が見直されてきた様子で、ということは、IRCAM以降の流れ、か。
1920年代の実験フィルムって面白い。
音がない映像もvisual musicらしい(なぜか英語でPlease!No music! Experiment in Color-Rhythm.とかa color-music compositionとか書いてた。)。
「音楽への憧憬」の分かり易い例だと思う。オスカー・フィッシンガーといえば、ジョン・ケージのオカルト的音響世界観に大きな影響を与えた人なので、なおさら面白い。
1920年代のvisual musicは、「the audioにthe visualをあわせているもの(the audioの構成規則を用いてthe visualを構成しているもの)」にしか見えない。
逆に、the visualにthe audioをあわせているもの、ってあるかな?「有機的な建築体としての音楽への志向」がそれだ、とすれば、「西洋芸術音楽史」は、全てそうだ、とも言える。あるいは、小杉武久かな?小杉武久は、the audioとthe visualを並列的に扱おうとするヴィジョンを持っていたのだから、ちょっと違うか。
1920年代のvisual musicと、cartoon soundにおけるsynaesthesiaと、ケージの音響世界観と、小杉武久のvisual musicと、IRCAM的なvisual musicは、全て、違う。
整理したら一本の論文になるけど、そのためにはドイツ語とフランス語が必要なのではなかろうか、と、ふと思った。いや、IRCAM的な事柄についてIRCAMのことを直接的に調査する必要はないので、Oskar Fishcingerに関する何かにドイツ語は必要だけど、大半は英語ですむか。
The History of Animation
The History of Animation:ディズニーとかcartoon soundは、この系譜(1920年代のvisual music)に位置付けるべきではなかろうか、と思った。Dougは、synaesthesiaの系譜に関連付けてたけど、もうちょっと違うやり方もある気がしてきた。
我ながら衒学的な文章だなあ。でも、この周辺事項、もうちょっと勉強していこう。
帰国したら、ディズニーの「ファンタジア」でも見るか。
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