Poetry in MotionRon Mannという人が監督。何かと思ったら、朗読を集めた代物だった。面白い。授業で使えるかもしれない。しかし、書かれているのを読んでも分からないので、英語の朗読は、(何かのレベルで)本当に分からない。
分からなくても言葉は言葉にしか聞こえない。これは、面白い経験。音楽言語論(基本的な議論構造を忘れているのでチェックしておくこと)を思い出す。「朗読」に「音楽」が付随しがちなことの意味、意義について再考すること。
僕には「朗読の芸としての弱さ」とか「音楽の理想化」にも見えるけど、それだけでは浪花節の三味線とかとの差異化ができないので、それだけではないはず。
「意味ある音とみなされるもの(「音楽」)」と「意味ある音とされる言語の”解体”(「朗読」)」との融合、というのは、語り方によっては大変面白い。
→宿題:音楽言語論の議論の復習をして、「朗読」に絡ませる話を考えること。
メモ
ch.2: Amiri Barakaという人の後ろで叩かれているドラムはかっこいい。
ch.6: Ed Sandersという人の音具の使い方は面白い。
ch.8: Tom Waitsの顔は細長い。
ch.10: W.Burroughsは、何を言ってるかは分からないけど、声で分かる。
ch.12: M.McClureは、ビート詩人には見えないくらい若く見える。いくつなんだろう?
ch.15: Cage
ch.16: Four Horsemen: 何人かでのextended vocal experimentationはTOYOTAのCMを思い出す。
ch.23: A.Ginsberg: これ、ギンズバーグじゃなかったら、つまらないパブロック崩れでしかないと思うけど、かっこいい。ギターは3コードだと思う。坂本龍一のように、ヴォーカリストは声質で決まる、とか思いたくなるので、Lou Reedとビート詩人ということで、ここになあちゃんを放り込んであげれば良いのかもしれない。あの人は今何をしてるんだ?おおやさんもメールを送ってこないし。たぶん使ってねえんだろうなあ。

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